釣って楽しい食べておいしいウナギ。
今回はお気楽なウナギ釣りをご紹介します。
今や幻となりつつある天然ウナギ。たまに売っているのを見かけるとびっくりするような値段の高級魚です。
そんな高級魚がお金を掛けずに釣って食べる。これぞ釣り人の特権です。
●釣る時期
河口で釣る場合:ウナギが産卵のために川へ遡上する時期である梅雨頃が最盛期となります。
川の中流域より上流で釣る場合:海へ下らない「居着きウナギ」は5月頃から11月でも釣れます。
やはり遡上してくるウナギもいる夏場がよいでしょう。
雨が降って濁っているときがチャンスとなります。泥水のようにあまりに濁っているとよくないので、そのときは1,2日後がチャンスとなります。
夜になるとエサを探して活動するため、夕暮れから夜にかけての釣りとなります。
梅雨時がメインの夜釣りになるため、虫除けを忘れないようにしましょう。
●釣る場所
河口域や川の中流域。あまり流れのきつくない場所が釣りやすいです。
●ウナギ釣り仕掛け
河口域で釣る場合も中流域で釣る場合も共通の仕掛けでOKです。
・竿
投げ竿。高いものは必要ありません。
また竿を使わず、仕掛けを直接投入し水を入れたペットボトルなどにラインを巻いておくことでも、釣りはできます。
数が多いほど確立は上がりますので、自分が管理できる範囲でなるべく多くの仕掛けを投入したほうがよいでしょう。
・リール
スピニングリール。4000番ぐらい
・ライン
4号程度。安価なナイロン製でOKです。
・オモリ
15~20号程度のおたふくオモリ。流れの強さによって号数を使い分けてください。
・ハリス、針
市販のうなぎ針またはアナゴ針。1本針仕掛けを使います。
・穂先ライトまたは鈴
どちらでも好みで。
鈴は目を離していても音でアタリが分かるので便利ですが、仕掛け回収時や投入時にもリンリンうるさいので自分は穂先ライト派です。
穂先ライトのお奨めは、ダイソーで売っている「ケミカルライト」。37ミリを使います。
安くて数多く入っているので使い捨ての穂先ライトではコストパフォーマンスに優れています。
これを釣具屋で売っている竿先ホルダーに装着して使います。
●エサ
河口域で釣る場合
・青虫
安価で手に入るエサでおすすめ。ですが外道もたくさん食うのが難点。
・テナガエビなどのエビ類
活きているものが絶対おすすめです。長い手は切って針につけます。
コレに食ってきた場合、大きいサイズのウナギである確立が高いです。
ウナギ釣りの時期にテナガエビも釣ることができますので、釣ったものをそのままウナギのエサとして使うことができます。
・カニ
その辺にいるイソガニなどのカニもよいエサとなります。
他にも、カメジャコなどもよいエサです。買うと高いですが採取できれば使ってみるのもよいでしょう。
中流域で釣る場合
・ドバミミズ
定番中の定番。中流域で釣る場合は必須と言って良いでしょう。
最近は採取にも苦労するようになりましたが、その辺の側溝に泥がたまっていたりすれば、そこを掘ればいたりします。
・ヒル
あの気持ち悪いヒルです。水中にいるカワビルがよいらしいです。
採取がなかなか大変なのと、あまりの気持ち悪さに大抵のものは大丈夫な自分もまだ使ったことがありません。
・サワガニ
これもいいエサらしいですが、あまり採取できないのでまだ使ったことがありません。
●釣り方
投げて待つ。笑
何本か仕掛けを投入する場合は、足元、チョイ投げ、遠投と距離を分けたほうが効率がよいです。
大抵は大きなアタリがあります。アタリがあったら取り込みます。
エサは活きているものが断然食いがよいです。従って定期的に仕掛けを回収し、エサを付け替えるのがよいと思います。