前回の構想編で購入したパーツを使って製作、取り付けに入ります。手順を順にご紹介します。
1.寸切りを切断
寸切りをカットします。6本必要なので、6本に分割します。
今回購入した寸切りは長さ285mmなので、約47mmずつカットしていきます。あまりキッチリ長さを揃えなくても大丈夫。
カットするときのの注意点
カットは切断工具(ノコギリやサンダー)をお奨めします。
ペンチやクリッパーのような潰し切るような工具でカットすると、ネジ山が潰れてそのままナットに入らなくなったりする可能性があります。
自分はクリッパーでカットしたのですが、やはりそのままではナットに噛み合わず、チマチマネジ山の修復をするハメになりました。
20mmの高ナットなのに47mmで寸切りをカットするのかと疑問に思うかもしれませんが、この下で理由は判明します。
2.カットした寸切りに高ナットを装着
1.でカットした寸切り(47mm6本)に購入した高ナットを装着します。寸切りを高ナットに約10mmまでねじ込みます。
コレを6本作ります。
ねじ込んだら高ナットの寸切りを入れた側を瞬間接着剤で固定します。後でボスに入れるときに回って位置がずれるのを防止するためなので、そんなにガッチリつけなくても大丈夫です。
3.ボスに装着
2.で作ったものをボスにねじ込みます。6個。
寸切りが37mm程度飛び出しているかと思いますが、大丈夫です。HKBボスはボルト差込口の裏は空洞になっているので、問題なくナットまで締めこむことができます。
長めに取っておくことで、後でさらに延長したいとき簡単に延長できます。
高ナットが当たるまで手で閉めこんだら、スパナ等で「キューッ」と締めます。このときあまり強く締めなくて大丈夫です。
ボスはアルミ製なので万一ナメたら面倒なことになります。
4.ステアリングを装着
ステアリングを装着します。高ナットには10mm程締めこむ余地があるので、もともとボスに付属していたボルトで問題なく装着できます。
これでホーンボタンを付ければ「イエーイ完成!」 ・ ・ ・ となるのですが、ここで問題が発生。
予測できたことではあるのですが、解決する必要があります。
次回、問題解決編へ続きます。