愛車ハイゼットカーゴ(S320V)。マニュアルミッションです。
購入からずっとシフトレバーの位置が若干遠いなと感じていました。
漠然と頭の中にはあったのですが特になにもせずにいました。ある日、倉庫をガサゴソしていると、アルミ製のシフトノブ4個発見!昔乗っていた車につけていたものです。とりあえずコレが付けばいいかなと思い合わせてみると、合わん!!シャフト径が違うため装着できないようです。で、このシフトノブは再び倉庫行き。お蔵入りってやつですな。
ここで火がついてしまい、シフトノブ交換したい病が発生しました。考えることはもちろん自作(笑)
何か使えるものはないかと倉庫でぼんやり見渡します。ふと目に留まったものがあり、「コレを使ってやろう」と決意しました。それはなんと。。。「水牛の角」!!
よく壁掛けなんかにする水牛の角を左右合わせた、インテリアのやつです。
かなり前から倉庫に放置されていたのは知っていたので、「今さらいらんやろ」ということでコレに決定!自分のじゃないけど(笑)
こいつの先のほうを適当に切断します。硬い~ なかなかの骨密度!!まあ本物か偽者(練り物という、骨の粉を成型したもの)か知らないけど。
これに穴を開け、ナットを埋め込んで装着する構想です。
マイハイゼット(S320V)のシフトレバーのサイズはM12の1.25ピッチ。
例によってホームセンターでナット探しです。普通のナット一個ではぐらつきが心配だったので、高ナットを捜しますがM12のナットの標準ピッチは1.5。1.25はショートピッチになります。ショートピッチの高ナットはやっぱりナシ。そこで普通の厚みのナットを二枚重ねて使用することにします。
ナットを二つピッタリ重ね、シフトレバーにねじ込んでみます。やはり一枚目と二枚目の間でピッチが変わってしまい。そのままでは入りません。薄いプラ版を切り間に挟むとバッチリOKでした。!
ナットの装着確認が取れたのでコレを水牛シフトノブに埋め込みます。
ナットのスパナサイズ(19ミリ)のドリルで穴をあけます。このままでは当然ナットは入らないので、リューターで六角にちまちま広げていきます。なぜわざわざ六角にするかというと、中でナットが回ってしまうのを予防するため。
削ってナットを入れてみてを二枚のナットがまっすぐ入るまで繰り返します。できたらナットの周りに瞬間接着剤を少し流し込み、完成。
ナットを入れたところの画像がこれです。
きたないけど、装着すれば見えない部分なのでよしとします。
それを車に装着します。
表面には何も塗っていないので、湿度によって色が濃くなったり薄くなったり変化します。
純正シフトノブに比べて長くなったのと、絶妙の手前カーブによって、遠いと感じていたシフトがいい感じになりました。重さも結構あるのでシフトも軽くなり大満足。