●釣りを趣味にする
釣りに興味はあるが、「難しそう」「お金がかかりそう」といった心配があってなかなか思い切れないという方もいるかと思います。
なんでもそうですが、最初の一歩を踏み出すのはなかなか勇気がいるものと思います。
そんな方に、あまりお金をかけずしかも気楽にやれる釣りというものを紹介していきたいと思います。
●釣りはお金がかかる?
釣り番組などを見ていると、沖磯に行ったり、船に乗って沖で釣りをしたりなど壮大な釣りがメインになっています。
そこに出ている釣り人は高そうなタックル、ウェアを身にまとい「ザ・釣り人」のいでたちです。
それはもちろんスポンサーである釣具メーカーから提供され、宣伝するために着用、使用しているものでほとんどの釣り人はそんな高価なもので釣りをしたりしていません。
道具をそろえたりするのにお金がかかるというイメージがありますが、こだわりをそんなに持たなければ思っているよりお金はかかりません。
かけようと思えばいくらでもお金がかけられますが、かけたお金に比例して釣果が上がるかといえばそんなことはありません。(笑)
いつも釣りに来ているような地元のおじさんたちは、年期の入った道具で簡単に釣っていたりします。
高い道具はやはりそれなりによいですが、それが自分に合っているかとはまた別の話ですので、お気楽な釣りをするのならハッキリ言って宝の持ち腐れです。
釣りが楽しいと思い始め、もっと専用の道具が欲しくなるころにはどんなものが欲しいのか、自分に合っているのかも分かってくると思いますので、そのときに初めて懐具合と相談して買えばいいんです。
●お気楽な釣りはどこへ行く?
肩肘はらずに気楽に行きたいときに行きたいところで、のんびりと海を眺めながら竿を出し、お昼ご飯を食べ釣果は一旦置いといて1日過ごす。。。それだけでも贅沢な気分になれるものです。
特にお昼ご飯。愛妻弁当・・・は作ってくれる嫁さんがいれば文句なしですが、なかなかそうはいきません(笑)が、何の変哲もないコンビニ弁当でも釣り場で食べるとおいしく感じるものです。
朝自分で中に昨日の残り物なんかを詰め込んだ特大おにぎりをアルミホイルに包んで持っていくだけでも、海で食べるのは格別なものがあります。
お気楽な釣りといえばやはり気軽に行ける場所ということになります。その場所とは、やはり身近にある防波堤や砂浜となります。漁港に行けば防波堤はあるし、意外といろんな魚が釣れるのでお勧めです。
足場もよいので、安全に釣りが楽しめます。
私も乗合船での船釣りや、渡船で沖磯へ渡してもらっての釣りはほんとにめったにやりません。
理由は、時間に縛られるから。出船の時間は決まっているし、帰るときも時間はほぼ決まっている。そういうのは自分のスタイルに合っていないから。
好きなときに行ける、好きなときに帰れる、移動するのも自分の意思のまま。そういう釣りがやはりお気楽フィッシングだと思います。
●何を釣る?
上で「釣果は一旦置いといて」と書きましたが、やはり釣れないと飽きてしまう方もいるかと思います。
釣りをするからにはやっぱり釣りたい!となるのは当然です。
となるとやっぱりその季節ごとに釣れる(釣りやすい)魚種をターゲットにする必要が出てきます。
春であればメバルやチヌ、夏ならウナギやキスなど、秋ならチヌやカワハギ、ハゼ、冬ならメバルやカサゴ。。。
管理人のホームグラウンドである瀬戸内でいいますと、このような魚がお気楽釣りの対象になります。
次回以降、釣りをするにあたっての気をつけることや服装、狙う魚種別の仕掛けや釣り方などをアップしていきたいと思います。