釣って楽しい食べておいしいアナゴ。
今回はお気楽なアナゴ釣りをご紹介します。
●釣る時期
アナゴの旬は夏。やはり夏場のほうが数が釣れます。
水温の低くなる晩秋から冬にかけても釣れます。寒くなってくる時期に釣れるアナゴはいい型の確率が高いです。
夜になるとエサを探して活動するため、夕暮れから夜にかけての釣りとなります。
夏場に夜釣りをする場合、虫除けを忘れないようにしましょう。
●釣る場所
岸壁や防波堤、磯などほとんどどこでも釣れます。夜の磯は危険も大きいため安全対策はしっかりとしましょう。
一番気軽なのは車を横付けできる岸壁。荷物を運ばなくてよいし車の中でアタリを待つこともできます。
そして荷室ライトがあればヘッドライトなんかも不要です。
●アナゴ釣り仕掛け
ウナギ釣りとほとんど同じ仕掛けでOKです。
・竿
投げ竿。高いものは必要ありません。
数が多いほど確率は上がりますが、エサ取りも多く忙しくなるので現実的には3本程度がよいと思います。
・リール
スピニングリール。4000番ぐらい
・ライン
4号程度。安価なナイロン製でOKです。
・オモリ
15~20号程度のおたふくオモリ。流れの強さによって号数を使い分けてください。
・ハリス、針
市販のうなぎ針またはアナゴ針。1本針仕掛けを使います。
ハリスには蛍光のビニールチューブを被せるのをおすすめします。
アナゴは針に掛かるとぐるぐる巻いてハリスをぐちゃぐちゃにしてしまうことが多いので少しでも防ぐ効果があります。
また、集魚効果も期待して蛍光のパイプとします。
ハリスにケミホタルをつけるのも集魚効果が期待できます。
・穂先ライトまたは鈴
どちらでも好みで。
鈴は目を離していても音でアタリが分かるので便利ですが、仕掛け回収時や投入時にもリンリンうるさいので自分は穂先ライト派です。
穂先ライトのお奨めは、ダイソーで売っている「ケミカルライト」。37ミリを使います。
安くて数多く入っているので使い捨ての穂先ライトではコストパフォーマンスに優れています。
これを釣具屋で売っている竿先ホルダーに装着して使います。
●エサ
・青虫
安価で手に入るエサでおすすめ。自分はほぼこれのみです。
指定できる場合はなるべく大きいものを購入します。あまり大きくない場合は複数匹を一度に針につけます。
・サンマなどの切り身
スーパーで購入して短冊状に切って使います。が、個人的にはやはり青虫に軍配が上がる印象なので、半額ぐらいになっていたら試しに使いますが、あまり使用頻度は高くありません。
・その他
その辺にいるイソガニなどのカニやフナムシもよいエサとなります。
●釣り方
投げて待つ。エサを求めてウロウロしているので基本的に待つだけです。
何本か仕掛けを投入する場合は、足元、チョイ投げ、遠投と距離を分けたほうが効率がよいです。
アタリがあったら取り込みます。
夏場はエサ取りが多いので、アタリがなくても定期的に仕掛けを回収しチェックします。
竿は竿立てに置いておくことをお勧めします。外道としてアカエイが食ってくることもあります。
大きなものが掛かったとき、岸壁に寝かせて置いていたりすると竿を海に引き込まれることもあります。
アカエイは危険なので釣れた場合は特に注意しましょう。