釣って楽しい食べておいしいカワハギ。
今回はお気楽なカワハギ釣りをご紹介します。
カワハギ釣りといえば遊漁船なんかの船釣り。
のイメージなので、お気軽にとはいかない気もします。
が、実はその辺の防波堤でも釣れます。もちろんそんな大型は釣れないですが。
エサ取り名人と言われるカワハギは手強いですが、かなり楽しい釣り対象魚です。
●釣る時期
年によって前後はありますが、お盆ごろから10月いっぱいぐらいまで楽しめます。
●釣る場所
防波堤
●堤防でのカワハギ仕掛け
・竿
筏竿。穂先が軟らかく先調子の竿が適しています。長さは1.8m前後。基本的に際を狙うのであまり長いと邪魔になります。
筏竿は高いのではと思われるかも知れませんが、釣具屋をよく見ると無名メーカーのものが2000円ぐらいで
売っています。
・リール
ベイトリール。高いものは必要ありませんが、なるべくフリクションの少なそうなものを選んでください。
・ライン
2号程度。小さなアタリを取るためには通常PEラインが適していますが、波止際のあまり深くないところを狙うので、安価なナイロン製でOKです。
・オモリ
1.5~2号程度のナスオモリ。蛍光塗料でカラーリングされているものもありますが、好みでよいです。
・ハリス、針
市販の堤防カワハギ仕掛け。針のサイズは1号~3号程度で、小さいほうがお勧めです。
エダスの長さも色々市販されていますが、個人的には断然1センチのものがよいです。
長すぎると、アタリが取りづらくて釣りにくいです。
また、キラキラする集魚板の付いた仕掛けもありますが、個人的に優位性を感じなかったため、今はなにもついていないシンプルな2本針仕掛けしか使いません。
●エサ
日によって、時間帯によってアタリエサが違うので数種類持って行ったほうがよいでしょう。
・シラサエビ
一番のおすすめ。エサ持ちは悪いですが、食いは抜群です。他のエサではアタリすらないときでもシラサエビはアタリがあったりします。
近くに池などがある場合は、採取できる場合があります。
採取できればエサ代はタダです。
・エビ、イカの切り身
これもおすすめ。スーパーで売っている「シーフードミックス」が安くていいです。1センチぐらいに切って針につけます。
特に活性が高いときには、イカがいいです。エサ持ちがよいのでチャンスがたくさんあります。
・虫エサ
青虫などの虫エサ。一番使っている人が多い気がします。
釣果としては断然シラサエビです。自分はシラサエビが採取できることもあり、虫エサはほぼ使いません。
・アサリの剥き身
カワハギ釣りのエサといえばコレのイメージがありますが、最初の頃少し使いましたが特に優位性を感じないため使用しなくなりました。
上記のほか、使えるエサはたくさんあります。
海にいる巻貝を割っても使えるし、フナムシなんかも使えます。
いろいろ試してみるのも楽しみの一つです。
●釣り方
波止際に仕掛けを底まで落とし、底に着いたらすぐに糸フケを取りラインを張ります。
活性が高いとすぐにアタリがあります。
アタリがあったら即アワセが基本。モタモタしているとあっという間にエサを取られます。
しばらくしてもアタリがなければ、仕掛けを上下させて誘います。
ゆっくり上げて下ろす。小刻みに素早く上下させる。など色々試してみてください。
針に掛けることができれば、途中でバラすことはほぼありません。引きも強くて楽しめます。
●ハオコゼ注意!
この時期は、外道としてハオコゼがよく釣れます。釣れても絶対に素手で触らないようにしましょう。
刺されるとかなり痛く、釣りどころではなくなりますので。
また、針から外してもその辺に放置しないようにしましょう。死んでも毒はなくならないので危険です。